マリスとメイへム
アイコニックな「狂騒の20年代」を舞台に謎を調査し、仲間を集め、コズミックホラーとマリス、メイへムに歪んだ世界でトラウマに向き合うこととなる。
アメリカからヨーロッパ、そしてアジアまで地球を駆け巡り、史上最も残酷な紛争から復興途中の国や、水面下で進行する騒動に気付かず平和な日常を送る国へと足を運ぶ。
JRPGにおいて王道のターン制バトルとリアルタイムアクションを組み合わせたサイコシギルバトルシステムで知恵を使い、反射神経を磨こう。
町田松三氏の監督の下、キャラクターデザインを加藤美也子氏、音楽とサウンドを弘田佳孝氏と海田明里氏が手掛ける『PENNY BLOOD』は日本のRPGの暗い一面を蘇らせ、プレイヤーにその爪痕を残すことをお約束します!
疲弊したヨーロッパの国々が次なる嵐の火種を抱えたまま、かりそめの平和をおくる中、最後に参戦し世界中に強大さを見せつけたアメリカは、戦争特需に沸き「狂騒の20年代」と呼ばれる黄金時代をむかえていた。だが、その裏では、着々と異界からの侵略が開始されつつあった。
BOIに所属する私立探偵のマシュー・ファレルは、ニューヨークの精神病院で起きた怪事件を捜査する。
駆けつけた現場で彼が目にしたのは、病院内で暴れまわる異形の物であった。
マシューは自らに隠された能力を使い、かろうじて怪物を撃退する。しかし、それは、長く激しい戦いへの序章にすぎなかった。
怪事件の真相を解明するうち、マシューの冒険はアメリカだけに留まらず、日本や中国をはじめとしたアジアから遙かヨーロッパへと広がっていく。
純粋に破壊を求める者、怪物を利用する者、復讐に身を焦がす者。時代に翻弄される人々の策謀と破滅がもたらす混沌の渦中で、果たしてマシューは人類の未来を守ることができるのだろうか。彼が持つ唯一の武器は、父から受け継いだ騎士の魂のみ。
怪物を倒すために怪物となる男の物語が、いま幕を開ける。
ニューヨーク出身。1895年生まれの28歳。
アイルランド系アメリカ人。
BOI(捜査局)の長官ウィリアム・J・バーンズより極秘任務を受けて来日する私立探偵。
第一次世界大戦に従軍後、帰国してからはアメリカの各地で起こる怪事件の捜査を行っている。
危機に陥るとフュージョンモンスターへ変身し、敵に対して容赦ない攻撃を加え討ち滅ぼす。彼の正体を知る者からは「ナイトレッチ(へっぽこ騎士」と揶揄されることもあるが、本人は気にしていない。
エミリアの捜索をすすめるうちに、異界の怪物との戦いに巻き込まれて行く。
武器は切り詰めたショットガンと格闘術。
ロンドン出身。1898年生まれの25歳。
イギリスの秘密情報部に所属する情報局員。
その激しい気性と抜群の任務遂行能力を買われ、英国で女性初の単独任務に従事する特別外事諜報官となった。
アメリカのタブス駐日大使のボディーガードとして日本を訪れていたが、浅草事変でタブス外交官が死亡した日から彼女自身も行方不明になる。
片目と三肢をサイボーグ化した身体は驚異的な戦闘力を発揮し、異界の怪物たちを薙ぎ倒してゆく。
ロンドン出身。1898年生まれの25歳。
イギリスの秘密情報部に所属する情報局員。
その激しい気性と抜群の任務遂行能力を買われ、英国で女性初の単独任務に従事する特別外事諜報官となった。
アメリカのタブス駐日大使のボディーガードとして日本を訪れていたが、浅草事変でタブス外交官が死亡した日から彼女自身も行方不明になる。
片目と三肢をサイボーグ化した身体は驚異的な戦闘力を発揮し、異界の怪物たちを薙ぎ倒してゆく。
東京出身。1906年生まれの17歳。
日本の対怪異殲滅機関カムヅミに所属する巫女参謀。
母方の実家は代々鬼道を操る霊能者の家系で、怪異の出現をいち早く察知する能力があることからカムヅミの目として震霆組へ編入された。必要があれば自らも怪物討伐の現場に出撃する。
その霊力は凄まじく、鬼道の力をもって異界から来る怪物を葬り去る。
帝都をマシューとエミリアに助けられた恩返しにと、仲間に加わる。
武器は聖魔鏡。
『PENNY BLOOD』の鳥瞰型のマップは身の毛もよだつ事件が起こるとは露程も知らない都市や町が待つ、リアルな1920年代の世界へと連れて行く。
人通りの多い通りから呪われたサニタリウムまで、クエストに必須なアイテムの獲得、超自然的な出来事の調査、地獄の怪物との戦闘のため、細部まで作り込まれたフィールドマップを隅々まで調べることができる。
覚えやすいが使いこなすには難しいサイコシギル戦闘システムは、従来のターン制JRPGの戦略性と、攻撃の可能性を最大限引き出すための素早い反応が組み合わさっている。敵と遭遇する度に手に汗を握ることになるだろう。また、プレイヤーはフュージョンを使い、深淵を呼び起こして内なる闇を受け入れる。そして火には火を、つまり闇を飼いならし、闇の力を使って魔物を元居た場所へと押し返すことができる。
だが気を抜くことなかれ。魔物に触れることで英雄のサニティポイントは影響を受ける。サニティポイントを失いすぎると仲間は狂気に呑まれ、正気を失い力が増大してしまう。だが戦闘の流れを変えるためには、力の増幅は好都合なのかもしれない。
『PENNY BLOOD』の鳥瞰型のマップは身の毛もよだつ事件が起こるとは露程も知らない都市や町が待つ、リアルな1920年代の世界へと連れて行く。
人通りの多い通りから呪われたサニタリウムまで、クエストに必須なアイテムの獲得、超自然的な出来事の調査、地獄の怪物との戦闘のため、細部まで作り込まれたフィールドマップを隅々まで調べることができる。
覚えやすいが使いこなすには難しいサイコシギル戦闘システムは、従来のターン制JRPGの戦略性と、攻撃の可能性を最大限引き出すための素早い反応が組み合わさっている。敵と遭遇する度に手に汗を握ることになるだろう。また、プレイヤーはフュージョンを使い、深淵を呼び起こして内なる闇を受け入れる。そして火には火を、つまり闇を飼いならし、闇の力を使って魔物を元居た場所へと押し返すことができる。
だが気を抜くことなかれ。魔物に触れることで英雄のサニティポイントは影響を受ける。サニティポイントを失いすぎると仲間は狂気に呑まれ、正気を失い力が増大してしまう。だが戦闘の流れを変えるためには、力の増幅は好都合なのかもしれない。
第一次世界大戦終結後、ヨーロッパとアメリカの各地で政府要人や富豪などが次々と殺される暗殺事件が起きた。事件現場には犯行声明と思われる犬の横顔が刻印されたエレクトラム硬貨が残されていて、コインの側面には古代ギリシャ語で「神の裁きは、この手によって成される」と刻まれていた。
ヘルハウンダーズの行為は無政府主義者として社会から非難されたが、後ろ暗い権力者たちを震え上がらせた。ヘルハウンダーズの主だったメンバーは、元軍人でリーダーのサリエル、強烈な優生思想の持ち主である科学者のDr.オーゲン、怪力の巨漢アックスマン、そして、絶世の美女サルチコバ夫人の四名で構成されている。
彼らヘルハウンダーズは、マシューの前に立ちはだかる最大の敵となる。
だがマシューの旅路に現れるのはこの敵だけではない。
グルガルタ精神病院に出現した異形のもの。
人間の負の感情から生まれたエネルギーであるマリスを大量に放出し、病院内にいた患者たちを怪物へと変貌させた。
醜い全身にまとった負の瘴気は、人間の肉体と精神を侵し、邪悪な欲望を目覚めさせる。
駆けつけたマシューと激しい戦いを繰り広げた末に消滅したが、その目的については、まだ何もわかっていない。
もとはグルガルタ精神病院に入院していた患者たちだが、モトフジのマリスによって毒され怪物化した。
すでに知性も感情も失われ、ただひたすら外部の生命エネルギーを求めて生き物の肉を貪り続ける。
体内をより多くのマリスで満たそうとする本能に突き動かされ、ニューヨーク市警の警官たちへ襲いかかる。
主人公マシューの無意識に棲みつく闇の化物。
その正体は、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰と、七つの大罪を象徴する悪魔たちを統べる死の王である。
もともとは生命の樹を根源とする「あちら側」の生命体だったが、神の血を引く人間の末裔をヨリシロにすることで、その魂の中に隠れ棲み「こちら側」に存在し続けてきた。そして、長い年月の間に捕食した魂から数々の知識を得て神に近い存在となった。
数年前、宿主だった男を呪い殺すことに失敗し、逆に瀕死の状態へと叩き伏せられてしまったため、いまは新しいヨリシロの中でひたすら力を蓄え復活の時をうかがっている。
第一次世界大戦終結後、ヨーロッパとアメリカの各地で政府要人や富豪などが次々と殺される暗殺事件が起きた。事件現場には犯行声明と思われる犬の横顔が刻印されたエレクトラム硬貨が残されていて、コインの側面には古代ギリシャ語で「神の裁きは、この手によって成される」と刻まれていた。
ヘルハウンダーズの行為は無政府主義者として社会から非難されたが、後ろ暗い権力者たちを震え上がらせた。ヘルハウンダーズの主だったメンバーは、元軍人でリーダーのサリエル、強烈な優生思想の持ち主である科学者のDr.オーゲン、怪力の巨漢アックスマン、そして、絶世の美女サルチコバ夫人の四名で構成されている。
彼らヘルハウンダーズは、マシューの前に立ちはだかる最大の敵となる。
だがマシューの旅路に現れるのはこの敵だけではない。
グルガルタ精神病院に出現した異形のもの。
人間の負の感情から生まれたエネルギーであるマリスを大量に放出し、病院内にいた患者たちを怪物へと変貌させた。
醜い全身にまとった負の瘴気は、人間の肉体と精神を侵し、邪悪な欲望を目覚めさせる。
駆けつけたマシューと激しい戦いを繰り広げた末に消滅したが、その目的については、まだ何もわかっていない。
もとはグルガルタ精神病院に入院していた患者たちだが、モトフジのマリスによって毒され怪物化した。
すでに知性も感情も失われ、ただひたすら外部の生命エネルギーを求めて生き物の肉を貪り続ける。
体内をより多くのマリスで満たそうとする本能に突き動かされ、ニューヨーク市警の警官たちへ襲いかかる。
主人公マシューの無意識に棲みつく闇の化物。
その正体は、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰と、七つの大罪を象徴する悪魔たちを統べる死の王である。
もともとは生命の樹を根源とする「あちら側」の生命体だったが、神の血を引く人間の末裔をヨリシロにすることで、その魂の中に隠れ棲み「こちら側」に存在し続けてきた。そして、長い年月の間に捕食した魂から数々の知識を得て神に近い存在となった。
数年前、宿主だった男を呪い殺すことに失敗し、逆に瀕死の状態へと叩き伏せられてしまったため、いまは新しいヨリシロの中でひたすら力を蓄え復活の時をうかがっている。
ハドソン川の東岸に位置する小さな村。
首なし騎士の伝説が残るこの村を「スリーピー・ホロウ」と呼ぶ者もいる。
マシューはグルガルタ精神病院に出現した怪物の正体を暴くため、その宿主になったオズワルド・クレイグの生家を訪ねた。
不気味な霧の立ちこめる寒村でマシューを待ち受けるものとは……。
こんにちは。
作曲家の弘田です。今作の舞台となる1920年代、当時の時代背景を研究しながら音楽を制作しています。当時のJAZZやBLUES、流行歌… そして世界の中心となりつつあったNYには、アイルランドなどからの移民も多く、彼らの心の拠り所となっていたであろう故郷の民謡、民族音楽、それらを時代の空気として表現したいと思っています。同時に時代性を超越したダークで禍々しいサウンド、現代のElectric Music、Rockなども織り交ぜていきます。百年前の不穏な世界情勢は現代とも似ていて、そして困難を乗り越えようとする人々の感情は、いつの時代も変わらないはずで、当時の彼らと現代の私たちとを結びつける鍵がどこかにあるんじゃないかと思っています。才能溢れるゲストの作曲家や演奏家の皆さんと、その鍵を探しながら作品を彩る音楽を制作してまいります。また効果音との融合バランスなど、音楽であり音響でもあるという表現にもこだわっていきます。どうかお楽しみに!
Penny Bloodメインテーマの第一稿です。困難な時代や環境に翻弄されるだけではなく、強い意思を持って前に進もうとする人々の心を描きました。当時の人々の心と、現代の我々の心を結びつける曲になると良いなと思っています。これからシーンに合わせて様々なアレンジを制作する予定です。
闘争とアドレナリンの為の音楽です。異界の扉が開き、禍々しい敵と対峙する時に聴こえる音は、きっとこのように歪んでいることでしょう。
強力な敵との戦闘シーンのいくつかのカットから着想して作った戦闘曲です。エレクトリックかつ暴力的なサウンドで根源的な悪意との戦いを表現しています。
マシューのテーマです。「儚くも己の道を行く自由さ、雄大さ」という町田監督のコメントから着想して作曲しました。チェロなどの低音楽器やパーカッションで野太い感じを出しています。この曲もシーンに合わせて様々なアレンジを制作する予定です。
こんにちは。
作曲家の弘田です。今作の舞台となる1920年代、当時の時代背景を研究しながら音楽を制作しています。当時のJAZZやBLUES、流行歌… そして世界の中心となりつつあったNYには、アイルランドなどからの移民も多く、彼らの心の拠り所となっていたであろう故郷の民謡、民族音楽、それらを時代の空気として表現したいと思っています。同時に時代性を超越したダークで禍々しいサウンド、現代のElectric Music、Rockなども織り交ぜていきます。百年前の不穏な世界情勢は現代とも似ていて、そして困難を乗り越えようとする人々の感情は、いつの時代も変わらないはずで、当時の彼らと現代の私たちとを結びつける鍵がどこかにあるんじゃないかと思っています。才能溢れるゲストの作曲家や演奏家の皆さんと、その鍵を探しながら作品を彩る音楽を制作してまいります。また効果音との融合バランスなど、音楽であり音響でもあるという表現にもこだわっていきます。どうかお楽しみに!
Penny Bloodメインテーマの第一稿です。困難な時代や環境に翻弄されるだけではなく、強い意思を持って前に進もうとする人々の心を描きました。当時の人々の心と、現代の我々の心を結びつける曲になると良いなと思っています。これからシーンに合わせて様々なアレンジを制作する予定です。
闘争とアドレナリンの為の音楽です。異界の扉が開き、禍々しい敵と対峙する時に聴こえる音は、きっとこのように歪んでいることでしょう。
強力な敵との戦闘シーンのいくつかのカットから着想して作った戦闘曲です。エレクトリックかつ暴力的なサウンドで根源的な悪意との戦いを表現しています。
マシューのテーマです。「儚くも己の道を行く自由さ、雄大さ」という町田監督のコメントから着想して作曲しました。チェロなどの低音楽器やパーカッションで野太い感じを出しています。この曲もシーンに合わせて様々なアレンジを制作する予定です。
総監督・脚本
キャラクターデザイン・アートディレクター
メイン作曲家
作曲家
ビジュアルディレクター
モンスターデザイン
コンセプトアート
黒幕