01 12月 PENNY BLOOD HELLBOUNDの発表
PENNY BLOOD HELLBOUNDは、『PENNY BLOOD』の世界観をベースにしたローグライトコンパニオンゲームです。ナツメアタリが開発の中核を担い、スタジオワイルドローズがコンセプト設計とクリエイティブ全般のディレクションを行うなど、インディーズ魂で開発されている作品です。特徴は以下の通り:
・『PENNY BLOOD』でマシューとその仲間たちの行く手を阻もうとする敵の悪党集団、ヘルハウンダーズとしてプレイ。
・最終決戦に向けて前進するたびに、解放要素、パワーアップ、新しいスキルの数々が手に入るローグライクゲーム。
・血を流せば流すほど、アンロックのための通貨が増える「マリスシステム」。
・勢いをつけた強力な攻撃やスキルのアップグレードを可能にする「ブラッドサーフィン」で機動性のアップも、血を流すことで可能。
・リアルタイムで入れ替え可能な6人のヘルハウンダーズから、最適なペアを選択し、お好きな戦略で出陣。
・作曲は弘田佳孝、ゲストコンポーザーとして『LUNAR ザ・シルバースター』や『グランディア』で有名な岩垂徳行も参加。
・ダブルキックスターターのBackerkitストアで今すぐご予約を!
https://penny-blood-hellbound-store.backerkit.com/hosted_preorders
バッカー限定のクローズドベータ版は12月14日にSteamで開始され、約10時間のゲームプレイが楽しめるほか、ベータ期間中にバッカーになっていただけた方のみ入手できるバッカー限定のエンブレムもあります。
突然の発表で驚かれている方も多いでしょう。私はこの瞬間を迎えたことに、すごくワクワクしています。
実はコンパニオンゲーム自体の構想はダブルキックスターターキャンペーンを行っていた当時からありました。キャンペーンチームのプロデューサーが語る通り、コンパニオンゲームはIPの持つ熱量を減衰させず、本編を待ち望むバッカー様やファンの方々の気持ちに応える上でとても大きな意義を持つ商品です。
しかし、別途コストが発生するのはもちろん、私たちクリエイターも同時に複数のプロジェクトを進めたら手が回らなくなるのではないか、という心配もあってストレッチゴールには盛り込まれませんでした。
そうした中、2022年の暮れ頃だったと記憶しています。あきらめかけていたタイミングでナツメアタリさんから声をかけられ、現在開発しているローグライク・ゲームにPENNY BLOODのIPを載せるのはどうか? というご相談をいただきました。
ローグライクというのは周回を重ねて遊びながらクリアを目指すジャンルのゲームです。JRPGとは違いますが世界中で人気があります。私の中でもそれに適した世界観や主人公たちといったコンセプトを用意することは可能だったので、ありがたく受けさせていただいた次第です。
こうして本格的に制作がスタートしてからというもの、PENNY BLOOD HELLBOUNDのディレクターである古川さんをはじめ現場のスタッフたちは驚くほどの情熱をもってゲームの開発を進めてくださいました。その結晶が形となって本日公表できたことは、私たちにとってもPENNY BLOODにとっても非常に大きな一歩です。
PENNY BLOODに登場するヴィランズたちヘルハウンダーズが大活躍するローグライク・ゲーム『PENNY BLOOD HELLBOUND』に、どうぞ、ご期待ください。
古川貴規(ナツメアタリのゲームディレクター)の言葉
本日は PENNY BLOOD HELLBOUND を皆さまにお伝えできることを大変うれしく思っております。
本作は、PENNY BLOODのコンパニオンゲームになります。PENNY BLOODのすばらしい世界観、魅力あふれるキャラクターを余すところなくプレイヤーの皆さまにお伝えできるよう、チーム一丸となって取り組んで参りました。
「百英雄伝 Rising」ではアクションが苦手なプレイヤーの皆さまでも楽しくプレイできるものを目指しておりました。「百英雄伝 Rising」の開発を通じて大変良い経験ができましたし、おかげ様で評価も頂きました。また、あらためて「操作性」と「気持ちの良いアクション」の重要性を再認識しました。この経験を活かし、ローグライクアクションの醍醐味を最大限に引き出せたかと思います。
ナツメアタリはアクションゲーム専門で開発を続けてきたこともあり、世界的に人気のあるローグライクを作りたいと検討を進めておりました。以前から町田さんの大ファンだったこともあり、是非ご一緒に心躍るゲームを作りたい!という思いでいっぱいになり、お声がけさせていただきました。
町田さんの明確なビジョンと熱い情熱が良い刺激となり、化学反応的に数々の面白いアイデアが浮かびました。その代表的なものがブラッドサーフィンをはじめとした「血」をモチーフにした数々の遊びです。
ローグライクアクションとして未知なる興奮、革新的な要素、驚きの連続、を皆さまにお届けできると確信しております。
文字通り、スタッフ一丸となって心血を注いで開発しておりますので、ご期待ください!
一緒に新しい感動を見つけましょう!
PENNY BLOOD HELLBOUNDのロードマップ
十分なコンテンツが揃った今、本作品をクローズドベータ版にリリースする主な目的は、コアなファン(バッカーの皆様)からできるだけ多くのフィードバックを得ることです!フィードバックを提供する方法は2つあります。まずひとつは、メインメニューの中にGoogleフォームへのリンクがあり、そこであらかじめ決められたいくつかの基本的な質問に答えていただく方法です。もうひとつは、Discordのクローズド・ベータ・チャンネルをフィードバック用に開設します。2024年2月にアーリーアクセスを開始する前に、皆さまからのフィードバックをもとにゲーム体験の微調整を行います。これが現在のロードマップです:
『PENNY BLOOD HELLBOUND』のよくある質問
Q1)なぜコンパニオンゲームを作ったのですか?
A1) まずは、このIPのファンであったナツメアタリとお話をしました。他のKickstarterでも、ゲーム本編を待っている間、バッカー様が遊べるタイトルとしてコンパニオンゲームをリリースすることがあって、とても良いアイディアだと思いました。
Q2) なぜこのタイトルの情報を、発表のタイミングまで公開しなかったのですか?
A2) 公表までにナツメアタリにゲームの核となる部分を開発するチャンスを与えたかったことと、発表から長期間待つことなく、バッカーの皆さまにすぐにゲームをプレイしていただきたかったからです。
Q3) なぜJRPGではないのですか?
A3) RPGはアセットが多く、制作費がかなりかかります。それに、ゲーム本編はJRPGなので、こちらもRPGでは重なる部分が多いと考えました。ナツメアタリはアクションゲームを得意としていますし、PENNY BLOODという同じIPでも異なるゲームプレイ体験を提示できる方が理にかなっています。シリーズに新しいファンを取り込めることも期待しています!
Q4) Kickstarterの資金は本作の開発に使われているのでしょうか?
A4) いいえ、Kickstarterの資金はすべて『PENNY BLOOD』本編に使われています。この作品、『PENNY BLOOD HELLBOUND』はナツメアタリが汗水を流し開発し、ユキカゼ/スタジオワイルドローズが監修をしているゲームです。これはインディーズがインディーズを支援することによってのみ可能だったわけです。
Q5) パブリッシャーはどこですか?
A5) ナツメアタリです。条件において公平な関係性ですので、このように他のデベロッパーと仕事ができるのは素晴らしいことです。『PENNY BLOOD』については別のパブリッシャーと対話を続けている中で、『PENNY BLOOD HELLBOUND』とその成功が、『PENNY BLOOD』が有力なタイトルであるもう一つの理由になれば、という話が出ているので、私たちもそう願っています。
Q6) バッカーですが、何か特典はありますか?
A6) 『PENNY BLOOD HELLBOUND』は独立したゲームです。開発費がかかるため、バッカー様にはバッカーストアを通じて割引価格で購入していただく必要があります。Backerkit経由で購入していただくバッカー様には、12月14日から始まる、バッカー限定のクローズドベータ版に参加するためのコードを発行いたします。
Q7) 非バッカーもこのゲームをプレイできますか?
A7) クローズドベータ版をプレイしたバッカー様からのフィードバックをいただいて、ゲームを調整した後にアーリーアクセス版をリリースする予定です。多くのローグライクゲームがこのようなリリース方式を採用しており、開発者がまずはコアなファンからフィードバックを得て、その後ファン以外からもフィードバックを得ることで、可能な限りゲームを改善することができます。すべてのバッカー様に特別な価値を提供させていただきたいので、アーリーアクセス版の価格はベータ版より若干高くなります。ご了承ください。
バッカーキットのよくある質問
Q8) プレミアム・リワードを購入しましたが、名前、ペット、セリフなどに関する連絡が来なかったです。いつになりますか?
A8) 2024年2月から3月にかけて、各メールに個別にプレミアム特典ついて連絡をさせていただきます。
Q9) 本作品がアーリーアクセスまたはPCフルリリースに切り替わったら、また購入しなければなりませんか?
A9) いいえ、開発フェーズの継続に伴い、引き続きゲームをプレイすることができます。
Q10) 各プラットフォームのリリースはありますか?
A10) 現在のところ、PC版以外の告知はありません。