2023年9月のアップデート

JRPGファンの皆様、こんにちは! 日本はとうとう秋になりまして、すっかり暑さも落ち着き、夜も涼しいくらいになってきました。色んなお店にハロウィングッズも並び始めています。今年も渋谷のスクランブル交差点はまたえらいことになるのでしょうか。(日本の渋谷にはスクランブル交差点という場所があるのですが、1日の間に数千人の歩行者が行き交って、ハロウィンのときには仮装した人たちでいっぱいになるのです。ビデオを撮る人もたくさんいます)

それはともかく、お祝いしましょう! ついにプロジェクト1周年となりました。もう1年が経ったとは思えないですね。

今月もアップデート報告がありますので、是非お楽しみください。

◆2023.09.29 『PENNY BLOOD』プロジェクト日記

 みなさん、こんばんは。新潟は神さまがスイッチを切り替えたかのように急に夏が終わって秋がやって来ました。日中は過ごしやすくなりましたが、明け方は涼しくてタオルケット一枚だと寒さに目が覚めることもあります。

 では、今月もPENNY BLOOD プロジェクトの進捗を報告させていただきます。

 前回に引き続き、今もパブリッシャー候補様とは絶賛交渉中です。それにしても早いもので、ダブルキックスターターキャンペーンから一年が過ぎました。いやあ、本当に一年経っちゃったんだ。ふり返ってみても、あの熱気に溢れた2022年の9月を私たちは一生忘れません。……で、最近の町田はと言うと、おかげさまで物語の構想はラストまでたどり着くことができました。ラストの落とし所はいくつかアイデアがあって迷いましたが(実はまだ迷ってる)、バッドエンドが正史になる伝統(?)はPBでもしっかりと受け継いでいますので、マシューの最後は自分なりに納得のできる結末です。あとは、これをイイ感じに脚本に書けるかどうかが課題ですね。

 加藤さんは今回のアップデートで一番の目玉となるプロジェクト一周年イラストを描き下ろしてくれました。

 PENNY BLOOD ではキャンペーン中にキャラ投票などもあり「みなさんと一緒に登場人物を創り上げて行く」という特性がありました。一周年イラストを描く上で、彼女は再構築したメインキャラを全員を出したいと考えたそうです。端から見ていても、まとまった時間が確保しにくい中で少しずつ進めながらイラストを完成させてくれたことに大変感謝しています。みなさんも感想があればぜひ伝えてあげてください。

 半谷さんは、地属性のフュージョンモンスターをやっつけてラストの風属性のフュージョンモンスターと格闘(デザイン)しています。風が終われば地水火風光闇無と7属性の全部が出揃います。並べて見ると、なかなか個性的な幽霊騎士たちができあがりました。これらの公開はもう少し先にさせていただいて、今回もPB版クトゥルフの怪物第三弾ということで「ガタノソア」をお届けします。旧支配者クトゥルフのこどもというだけあって、どこか似た印象があるモンスターです。

 渡部さんの描いたイメージボードからは「ハーレムの高架鉄道下」を公開します。禁酒法時代はこのハーレム地区でも密造酒の売買が盛んに行われたために治安が悪化し、日頃からギャングたちの揉め事が絶えない危険な場所でした。

 ……と言うわけで今月のアップデート情報は以上となります。

 いよいよ季節は食欲の秋、ドカ食いの秋、夜中食いの秋、拾い食いの秋。拾っちゃダメか。となりました。美味しいものをいっぱい食べて元気にお過ごしください。

 それでは、みなさん、また来月にお会いしましょう。

 町田 松三

弘田氏からのメッセージ

皆さま、こんばんは。

9月になっても真夏日が続いていましたが、少しやわらいできましたね。今年は夏以外の季節の感覚を忘れてしまいそうなほど長い夏でした。でも今日、近所で曼珠沙華が咲いているのを見つけましたよ。秋はもうすぐです。気温が急に変わるので体調に気をつけて頑張っていきましょう。

ダブルキックスターターにおいて皆さんから熱いご支援を頂いてから一年が経ちました。サウンドにおいては、色んな意味でPenny Bloodでしか使わないような裏技、奥の手が多くて手探りなところだらけですが、確実に前進していると感じています。

本編がリリースされて皆様にプレイして頂けるその日までスタッフ一同走り続けますので、引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。

今月最初の日曜に「Penny Bloodの為の作曲作業」”Composition work for Penny Blood” #コンペニ #compenny  第2回目を、TTS PRODUCTSのYoutube ChにおいてLive配信いたしました。ご視聴頂いた皆様ありがとうございました。

日本編のどこかのイベントシーンで使える楽曲、という漠然としたコンセプトから作り始めたのですが、なかなかいい感じに仕上がりつつあるのではないでしょうか。来月はベースをレコーディングしたり解説をする配信をしたいと思っています。

この曲が完成したら、次はインタラクティブミュージックについての作業配信もする予定です。暴走リミックス(Madness Remix)の企画も配信を交えながら進めたいですね。Penny Bloodの開発が完了するまで、できるだけ定期的に配信して行こうと思っています。

配信した作曲作業動画は最終的には見やすく編集され「Ticket Video Concert Pass」をお持ちの皆様にライブコンサートの動画と同じように、あらためてご覧頂ける予定です。

以前は、ライブコンサートの映像ではなくて、私が作業しながら私自身の作曲や編曲の技法について話をする動画に興味を持つ人はいるんだろうか、と疑問に思っていましたが、案外多くの方に楽しんで頂けている様子でとても嬉しいです。

またこれらの楽曲が、Penny Bloodに実装されてプレイしながら聴けるようになったら、作曲配信をご視聴頂いた方々も、もちろん私自身も感慨深いものがあるだろうなと思っています。

まだ配信を未視聴の方々も、ぜひ次回の配信からPenny Bloodのサウンド世界が出来上がっていく様子を、私たちと一緒に楽しんで頂ければ嬉しいです。