2023年5月のアップデート

バッカーの皆様へご挨拶です!

ゴールデンウィークに充電できたおかげで、2つのゲーム制作を大きく前進させることができました。アップデート情報を読んで、ワクワクしていただけたら幸いです! 感想はコメントやDiscordでお知らせください!

ディスコード・ロールについて

Discordボットの開発はほぼ完了し、向こう2週間のうちに本稼働になる予定です。私たちの素晴らしいモデレーターが、DiscordのID(ユーザー名)の命名システムが変更されることを知らせてくれました。システムの実装時期に合わせて、ロール付与の過程を2つのフェーズに分けることにしました。

フェーズ1:Discordに新しい名前変更システムを実装されるまでの間(※)、サーベイに答えてDiscord IDを知らせてくださった方は、ボット起動時に、ロールを受け取ることができます。

(※現在のところ、Discordからは「今後数ヶ月の間」以外の具体的な時期は発表されていません。)

フェーズ2:新しい名前変更システムが実装された後、いくつかのバグを修正した新しいサーベイを送信します。その際、ロールをお持ちでない方で、かつロールを希望される方は、新しいフォーマットのDiscord IDをお知らせいただく必要があります。(具体的な日程は未定ですが、おそらく年末に近い時期になると思われます。)

サーベイの更新

前回から更に多くのバッカーさんがサーベイを完了し、AppleIDの電子メール問題を解決することができました。現在、82%のバッカーがバッカーアンケートに回答しています。サポートが必要な場合は、カスタマーサポートチーム(pr@yukikaze.ltd)までご連絡ください。

『PENNY BLOOD』プロジェクト日記

みなさんこんばんは。今夜もモニターに向かい、心を研ぎ澄まし、閉じていた目をカッと見開いて、一気にこの文章を書きはじめた町田です。

前回のアップデートからゴールデンウィークがマッハの速度で過ぎ去り5月31日が迫って来ました。5月31日はウォークスルー版の〆切り日です。神様がいるなら時間をお正月ぐらいまで巻き戻して欲しいところですが、もちろんそんな願いが叶うはずもなく、一心不乱に作業に没入している毎日です。

では、今月もPENNY BLOOD プロジェクトの進捗を報告させていただきます。

前回、前々回と苦戦中とお伝えしたウォークスルー版ですが、今も厳しい戦いはつづいています。それでも何とか形にはなってきましたので、今回のアップデートでほんの少しですが動いている映像をお見せしたいと思います。えーっと、どうかな? 夜中までに間に合うかな? 編集が間に合ったら、きっと新しい映像が載っているはずなので、お楽しみに!

サプライズエンカウント

町田はと言うと、ゴールデンウィーク明けからはこれまでのストーリー構成を一旦止めて、(まだ終わってなかったんかい! っていうツッコミはせんといて)キャラクターやモンスター、イメージボードの資料を再編し解説を書き足すなどして更新しました。そうこうしているうちに、かなり気に入ったラストシーンのアイデアが浮かんできました。あれほどうーん、うーん、と唸っている時には何も浮かばなかったくせにホント皮肉なものです。

加藤さんは前回のゴライアスにつづいてルカとキャンディの再構築を完了しました。10歳という設定を変更できないため、ルカの作画にはかなり苦労していて、なにかと後回しになっていたものがようやくイイ感じにまとまったので本人もホッとしています。キャンディは色味の調整だけだったのが、もう一工夫と少しだけデザインが変わりました。

半谷さんは、今回公開された闇属性のフュージョンモンスター「冥闇の騎士ゴル」を描いていました。アップデートに間に合わせようと〆切りが早まったのですが頑張って仕上げてくれました。ゴルは七属性の中で一番の重量級です。またデムナと同じく秘密を抱えたFMなので、イメージ通りに仕上げてもらって喜んでいます。

開発中 ゴル

渡部さんは、前半アジア篇のラスダンとなる場所のイメージボードを作画中です。ここは昔SH1を作っていたときに悪役仙人の徳壊が城を構える場所として、上海とどっちがいいか、どっちが決戦の舞台にふさわしいかで迷った場所だったので、今回 PENNY BLOOD で出すことができてよかったです。

最後にサウンドの弘田さんですが、ウォークスルー版の音付けに力を入れてくださっています。作業が落ち着いたタイミングで、また一緒に Creators Radio を開催したいですね。

……と言うわけで今月のアップデート情報は以上となります。

それでは、みなさん、鬱陶しい梅雨の季節が近づいてまいりましたがジメジメに負けず笑顔の毎日をお過ごしください。

町田 松三

弘田氏からのメッセージ

こんばんは。あっという間に5月も終わりですね。私の住む街は早くも夏の陽気になりつつあります。みなさま、お元気にお過ごしでしょうか。私たちはウォークスルー版制作の佳境を迎え、毎日懸命に取り組んでいます。

グラフィックの雰囲気や動きが良くなると、音楽や効果音も良くなったように聴こえてくるという現象があります。逆にサウンドでキャラの動きに重みが出たり、グラフィックに変化が加わったように感じる、というのも面白いものです。ゲーム開発の醍醐味を味わいながら日々制作に取り組んでいます。

作曲しなきゃいけないのに、制作の段取りや管理、雑務に追われて一日が終わってしまい愕然とする日もありますが、段取りや雑務も重要な仕事です。それらがあるから場面にフィットした、あるいは意外なサウンドが生まれるのです。

開発を共にしている仲間たちからは、サウンド目線からのリクエストがあれば、イベントの尺やタイミングの変更も出来ますよ、という、サウンド冥利に尽きる言葉を頂けたり、嬉しさとプレッシャーの中で制作を頑張っています。こんなにサウンドに重要性を持ってくれているプロジェクトに関われて本当に幸せです。

今の私たちにできるベストな選択と、こうしたいという心を信じて制作を進めていってます。

ウォークスルー版は、短いプレイ時間ながら6曲ほどの音楽を使っています。今回のアップデートでは、修道院の礼拝堂の音楽を聴いて頂こうと思います。この礼拝堂は、開発陣の中でビューティフルコーナーと呼ばれている場所です。どのような経緯があってマシューがこの礼拝堂にたどり着くのか。そして、ここではどのような事件があるのでしょうか。きっと町田監督のCreators Radioでも、監督からお話を聞けるかなと思います。

Sacred Offerings (Gulgalta Chapel)

そしてこれらの音楽は作曲しておしまいではなく、どのタイミングで鳴り始めるのか、どのように終わるのか、そのシーンで必要な効果音の雰囲気などもとても重要です。ゲームでの演出も含めてサウンドを聴いて頂ける日を楽しみにしています。

日々、頑張っていますので、引き続き応援よろしくお願いします!