08 9月 水曜日:世界観設定 #2
キャンペーンアップデート
クリエイターとチャット
9月8日(木)の日本時間の朝9時に、金子氏と町田氏が、それぞれのゲームのdiscordに登場します。2人とも英語と日本語のチャンネルに合計で1時間ほど滞在し、ご挨拶したり、ストレッチゴールのお願いをしたり、皆さんからの熱い質問に答えたりしますよ。まずは以下の日本語チャンネルに15~30分滞在してから英語チャンネルの方に移ります。これは推しクリエイターのことをもっと知る大きなチャンス! お時間があればぜひご参加ください!
Armed Fantasia Discord
#アームド・ファンタジア
Penny Blood Discord
#ペニーブラッド
ストレッチゴール
Penny Bloodは最初のストレッチゴール達成がもうすぐそこです! それぞれのゲームのストレッチゴールの進行具合は皆さんに直接確認してもらう方法がないので、ゴール達成に近づいてきたら、皆さんに継続的に状況をお知らせします。SNSやキックスターターのコメント欄の方がスピーディーに対応していることもあるので、気になったときにでも、そちらもチェックしてみてくださいね。
キャラクター紹介
大月 須勢璃 (Suseri Otsuki)
フュージョンモンスター: 烈火の騎士マクデバ (Macdeva)
1920年の世界観をデザインする
PENNY BLOOD の舞台は1923年です。
なぜ1923年なの? と疑問に思いますか。第一次世界大戦が終結して人々は平和の大切さを噛みしめながらも、つぎの戦争につながる多くの怒りと分断を抱え込んでいました。再び誰かがその導火線に火を付けさえすれば、たちまち戦火が燃え広がってしまう。今から百年前の世界は、そんな危うい時代だったんです。
気がついた人もいると思うんですが、そう、いま私たちが生きる時代とどこか似ていませんか。怪物たちと戦うゲームを通じて平和を願うのもおかしな話かもしれませんけど、私たちは百年前の物語を現代にも重なる物語として描こうとしているのです。
それでは、PENNY BLOOD に登場する当時の国々がどんな様子だったのか簡単に解説しましょう。
百年前のアメリカは禁酒法時代に突入したばかりの頃です。マフィアは地下酒場を資金源として活動し、アルコールの闇取引が横行、暴力犯罪も増えていました。世界を明るく照らす電力網はマンハッタン島を中心に整備されつつありましたが、まだ不十分で、至る所に暗闇が存在していました。
次にマシューが最初に訪れる国、大日本帝国。日本は、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦と連勝つづきで、さらなる強国を目指して帝国主義を推し進める最中でした。個人の思想や主義に対する規制が強まり、平穏はしだいに失われ緊張した日常が当たり前になっていたんです。
マシューは日本で初めて世界の危機が秒読み段階であることを知ります。それは、運命の出会いとも言える形で彼を真の冒険へと導いて行きます。
同じ頃の中国。列強による分割と半植民地化が進む清朝末期のいま、皇帝の威光も権力も地に落ち、政治家同士の覇権争いが内戦直前の危機感を生み出していた時代です。北京や上海などの大都市は治安が乱れ荒んでいました。
そこでは、マシューが叶えてやりたいと願った小さな希望すら、時代のうねりに呑み込まれていってしまいます。
そして、ヨーロッパ。第一次世界大戦で疲弊した国々は徐々に復興しつつありましたが、依然として貧富の差や国、人種による差別は大きく、安定を遠ざける敵の野望と策略に翻弄されながら、マシューは人々の心にこそ深遠な闇が潜んでいることを痛感します。やはり、どの時代でも必要なことは、互いに相手を思い遣る心と団結なのです。
このような百年前の世界が PENNY BLOOD の舞台です。
それでは、そんな百年前の世界を美しいイメージボードに描き起こした、渡部さんに話を聞いてみましょう。
まずは自己紹介をお願いします。そして、イメージボードを製作する上で苦労したことや挑戦したことなどがあれば教えてください。
はじめまして、スタジオワイルドローズの渡部と申します。よろしくお願いいたします。
まず始めに、イメージボードを制作する機会を与えていただき貴重な経験となりました。元々は長年建築パースを描く専門家で、ゲームの世界とは今まで無縁でRPGと言う言葉さえ知りませんでした。私が描く手描き水彩画のタッチでゲームの世界観を描くと言うのが与えられたテーマですが、これには悩みました。ディテールを細かく描けば手描きタッチが無くなる、かと行って最初から大胆に描くとディテールが表現できないと言うジレンマにです。苦労したことや挑戦したこは後にも先にもこの1点ですが、これからも試行錯誤しながら着地点を見つけたいと思っています。
最後に、PENNY BLOOD を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。
ゲームの世界は私にとってまだまだ初心者のまだ大分手前を右往左往していますが、ただ一つ理解できる事は町田監督の持っておられる壮大な世界観です。その中で繰り広げられる物語はとてもワクワクするものがあります。ぜひご期待ください。
ありがとうございました。現実の世界と想像の世界と、その二つが歪に重なる風景は本作が持つ大きな特徴のひとつです。
リアルな1923年の物語は、徐々に世界を闇へと移行し、やがては現実を超えた次元にまで昇華させます。
プレイヤーは、史実に残されなかった事象を知り、平和の儚さを感じ、時には正視に堪えない出来事に驚愕するかもしれません。
どんなに苦しくても、どんなに辛い目に遭ったとしても、「それでも生きて行く」というのが、PENNY BLOOD の掲げるテーマです。
マシューの目を通して歴史の目撃者となるのは、まぎれもなくプレイヤーの皆さんです。
新イメージボード
北京・紫禁城と胡同
1923年の清朝末期。
広大な紫禁城に若きラストエンペラーが存在しつつも軍閥が実権を握っていた時代。
街には武装蜂起と清朝崩壊の兆しが漂い始め、治安は悪化し国は乱れていた。
特に市内の路地や裏通りは「胡同(ふーとん)」と呼ばれ、貧しい町民やならず者たちのたむろする場所になっていた。
反政府組織や武装強盗が隠れ棲むこの地域は、足を踏み入れようとするマシューのような「よそ者」を、危険なダンジョンとして歓迎してくれるだろう。
朝焼けのスワローズネスト
クリミア半島の南端、ヤルタにある
「Swallows Nest(ツバメの巣城)」は、
黒海に面した崖の上に建つ小さな城である。
1917年のロシア革命後、レーニンによってソビエト政府の管轄下に置かれ、ヤルタをリゾート地化するという発表とともに、政府高官を歓待する高級レストランとして周知された。
この場所に、狼へ変身する少年ルカが幽閉されているのを知ったマシューとエミリアは、彼を救出するため、危険を顧みずに潜入する。
キャラクターデザイン投票!
ルカ (Luca)
西ウクライナのリヴィウ出身。
1913年生まれの10歳。
インヘリター(古き血を受け継ぐ者)と呼ばれる人類の一人。
どこかの国の湖を見下ろす断崖に建つ小さなお城に暮らしている男の子。
父母のもとから引き離されたルカは、ここで孤独な生活をおくっていた。
触れる事で傷を癒やしたり、怒ると衝撃波を発するなど、明らかに普通のこどもとは違う能力を持っている。
マシューたちと出会ってからは両親を探して旅に加わる。
彼の奥に眠っている真の力が目覚めたとき、ルカは白くて可愛い狼へ変身する。
武器は小さな牙と爪。
みなさんこんにちは、町田です。
今回は PENNY BLOOD の登場人物をバッカーさんと一緒に決めるという前代未聞の企画です。私の設置に基づいて加藤さんが3タイプの狼少年ルカを描いてくれました。この中から一番好きなデザインを選んでください!
投票は Discord と Twitter で参加できます。
アップデート後にPENNY BLOOD 公式アカウント(@PennyBloodGame)が三択機能を使ったツイートを固定しますので、そこから好きなタイプを選んでもらえればOKです。
加藤さんから、それぞれのルカをデザインしたポイントについてコメントがとどいています。
一番気に入ったルカに投票するには、 こちらからPenny BloodのDiscordにご参加ください。「#キャラクター投票」チャンネルに3つの異なるデザインが掲示されています。一番気に入ったデザインの下にあるアイコンを選んでクリックするだけで完了。
Discord アカウントを持っていない方は、Twitter のPENNY BLOOD 公式アカウント(@PennyBloodGame)を検索してください。
24時間後に集計を行い、勝者を知ることになります!